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萱場南の家

扇垂木

by 渡邊 隆弘

建て方直後しか見れない架構美の一つである
規則正しく整列する垂木。
色々な工法があるのですが、私共はその中でも
扇状に垂木を出しています。

勾配を測るのがとても難しく、手間がかかるため
施工サイドとしては難儀な仕事なのですが
軒の出を深く出したい場合には、不可欠な伝統的な工法です。
(「扇垂木」で検索すると、寺社仏閣の画像が多数出てきますよ。)

「萱場南の家」は、軒の出が1.2mある、軒の深いデザインです。

プレカットなど作業を効率を上げる技術と扇垂木のような手作業を
上手く取り入れながら意匠性も高く、強固な建築を造っていきます。

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