箱
新しいiPhoneが発表されました
おそらく、あらゆる最先端の技術が詰め込まれているのでしょうが、形態そのものは、本当にシンプルです
シンプルだからこそ美しい、ある種の教典のような存在です
2年ほど前、とあるイベントでDocomoがこれまでに発表した携帯電話を時系列に沿って展示してあるのを見ましたが、
肩掛け型から始まって、まずは実用に足るレベルの小型化を目指し、以降は機能に特化した様々な形態に派生し・・・
それでも最終的には、凹凸のないただの箱型の器に収束する、なんとも示唆的な進化の系譜でした
シンプルで美しいと言えば、そう、向井建築事務所の目指す建築そのものです
スマートフォン同様、多様な生活を受け入れる、美しい器をつくっていけたらいいなあと思います
去年、発売日に購入してから1年、僕のiPhone5Sは何度も落とされ、ところどころ凹凸ができていますが、
今のところ故障知らず
頑丈であることも、大事な要素ですねー・・・