長良川沿いのリノベーション ~解体中~
長良川沿いのリノベーション、
現在は3階壁の解体中です。
コンクリートの壁には至る所に赤色のスプレーがマーキングされ、
撤去する部分が明示されています。
撤去する壁が多いから大変だろうなと見回っていると、
壁に刺さったハツリ機を発見しました。
ハツリ機はコンクリート等を解体するのに使う道具です。
この光景を見ていると、4年前の現場監督時代を思い出します。
当時はまだ、社会人になりたてで右も左もわからず、
ハツリ機を片手に上司の指示の下、現場を駆け巡りました。
ハツリの最中はコンクリートの粉塵が舞うので
体はほこりで真っ白の状態でした。
そんな経験をしたからこそ解体の大変さがよくわかります。
現在、私は線で解体を簡単に指示することが可能です。
つまり、線一本引くのにも神経を使う必要があると
現場を見て改めて思いました。
一本の線の重要性を噛み締め、設計に精進します。