岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

現場ブログ

ほぼ毎日更新してます!

現場ブログ

アラベスク模様

by 渡邊 隆弘

加納城前の家」に続き「アルトのお家」のプレカットの
打合せを行いました。その様子の一幕です。

屋根の梁伏せを示している図面です。

よく見ると、アラベスク模様(幾何学的文様)にも見え
私は建築家ジャン・ヌーヴェルのアラブ世界研究所の外壁を
思い浮かべてしまいました。
小屋組みと斜めの火打梁の配列がそのように見せています。

よく言われるのですが、火打梁の数が多いと。

火打梁の役目は、台風や地震の揺れに対して
水平方向の変形、ゆがみを防止する役割があります。

そのアラベスク模様は、建物の強さからなる偶然の模様なのですが
事実、構造計算をして想像以上に必要となった必然でもありました。

PAGETOP