住宅設計のこだわり ~其の弐~
「長良子正賀の家」のリビングは、2階へと続く吹抜け空間となっています。
その吹抜けの天井高さは、5.1m。
あえて、2階の天井高さよりも30㎝下げた高さとしています。
高ければいいってものではなく、程よい高さの吹抜け空間を目指して
30㎝という微妙~な差を与えました。
例えば...
高森町の家や牛牧の家のリビング。河渡の家もそうですね。
どの住宅も2階の天井高さと同じにはしていません。
その違いは、そこに身を置いてみないとわからないかもしれませんが、
日常生活に、視覚とか感覚で味わえるものではないかと思います。
天井高さだけではないのですが、見所をつくる上で時として
「あえて」変えるということも重要なポイントだと我々は考えます。