板金。
和風で瓦を乗せる場合以外は、ガルバリウム鋼板で屋根を葺くことが、
木造住宅の主流ではないでしょうか。
正木町の家の屋根もそうですし、さらに外壁にも使う設計です。
ちなみに、ガルバリウムの事を「板金」と呼ぶのですが、特に年配の方などで
「トタンかね・・・」と怪訝な顔でおっしゃる事があります。
まあ、同じ板金には違いないですが、その中身は随分違いますのでお気をつけて。
他の材料に比べて、水切れが良い事とか、その結果メンテナンスが少なくて済むとか、
コストの面だとか、ガルバリウムの外壁のメリットはいくつかあります。
その反面、金属の板を曲げて貼っていくわけですから、細部の納まりは難しくなります。
難しいというか、ちゃんと決めておかないと、現場での、その場しのぎの仕事になってしまうのが怖い。
ので、監督さんと板金屋さんと、基本事項の確認の打合せをしました。
板と板とのジョイント部分です。こんな感じでグニュッとまげてくっつける。
この高さがどうとか、何回折り曲げるとか、そんな事も打合せ。
専門業者さんとの打合せでは、僕はなるべく、素人っぽく質問します。
その結果、「あ、今、馬鹿にされたな」と思う時もありますが(笑)
でも、いいの。
お互いに常識の範囲で話をしていると、面白くならない気がするので。
相手がちゃんとしたプロなら、僕の無茶なアイデアも、理論的に潰してくれますし(笑)