サッシ図。
現場は基礎のコンクリートが打ちあがった状態。
僕にはサッシ図のチェックという宿題をいただきました。
窓の平面や断面を見ながら、その形状だとか、外壁との納まりなんかを
このサッシ図でチェックして、現場に指示を出します。
まだ建物は建ち始めてもいませんが、僕のチェック、それを監督さんに指示、
サッシメーカーさんが図面を訂正、訂正図面を僕がチェック、サッシメーカーさんに発注、
製作、現場で取付、という長い工程を考えると、今からチェックを始めないといけないのです。
建築工事は、こういうタイムラグというか、事前に検討する事が本当に多いですが、
そこはまあ、想像力を働かせて、考えるしかないです。
さて、サッシ図のチェックは、今までに何十棟分も行ってきました。
その時の過去の図面が、写真の右上の束。
外壁の種類や、サッシの形状で、何パターンも納め方があるので、
いくつかの図面を残してあるんです。
しかし、それらを参考にはしますが、もっと良い方法はないかなーって
毎回考え直しています。