初回プレゼン
初回のプレゼンをさせて頂きました。
リノベーション案と新築案の2つをご提案してきました。
クライアントからもご意見頂きましたが、
リノベーション案では、既設の柱や壁の位置を極力守りたいのもあって、
どうしても間取りの自由さが制約されてしまいます。
それに比べて新築案では、希望する内容を詰め込む事ができます。
ですが、コストや工期の面では、リノベーション案の方が有利。
やりたい事と、その重要度、それにお金。
そのバランスをご検討頂いて、今後の方針が固まっていくと思います。
さて、プレゼンを行った既設建物の応接間には、
大きな本棚があり、事典や図鑑、歴史書や美術書、
歴史的仮名遣いで描かれた古い漫画等、
書籍がビッシリと並んでいます。
頻繁に手に取る物ばかりではないと思いますが、
会話の中で、クライアントにとって思い出の深いコレクションだろうなと
お見受けしました。
リノベーションでも新築でも、家事の利便性や、生活のしやすさ等を
向上させるというのは当然ですが。
今まで積み上げてきた歴史や思いの様な物を、
うまく新しい生活に引き継いでいくというのも大事かも。
大量の書籍の仕舞い方、ひとつ今後のポイントになるかもなぁ、
とぼんやり思ふ。