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学園町のリノベーション

構造

by 小川 賢二


会長と一緒にお邪魔して、2階の床をぶっ壊した時の写真です。
新築の木造住宅であれば、ほぼオートマチックに構造の考え方が
決まっていくのですが、リノベーションの場合は、どうしたって既設の
建物の構造を加味して考えないといけません。
これが難しい。

今回の計画に限らず、
木造住宅の構造は、まず軸組工法と2×4工法とに分けられますが、
その先も、色々な考え方や材料の使い方があって、
絶対にコレといった答えはありません。
それは時代や技術の進歩でも変わりますし、設計者の意図によっても
違ってくるものです。

ただ、どの構造でも間違いなく共通しているのは、
建物と、そこに住む人をしっかりと守れること。

リノベーションを経て、改めて何十年と使える建物になる様、
もう少しの間、頭を捻ります。

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