契約前
先日の見積り開封を経て、
工事金額と、お世話になる工務店さんが決定しました。
週明けに、クライアントと工務店さんで契約を交わして頂きます。
そして、クライアントと僕たちも。
設計事務所の設計監理料は、工事費の10%前後というのが通例で、
弊社もそれくらいでお願いしているのですが、
その金額が決まるのは、工事費が確定した「今」のタイミングなんです。
という事で、工事費の決定にはクライアントも一安心かと思いますが、
実は僕らも、ようやく仕事が実を結ぶのを感じられる嬉しい時期なんです。
そして、今回の契約に於いては、とてもありがたい事がありまして。
見積金額がクライアントのご予算の範囲を大きく超えていなかった事から、
金額調整に伴う図面の訂正をしなくても良いのです!
作図をする僕らとしては、これは非常に助かります。
クライアントとしても、半年間かけて設計してきた図面を、
金額が合わない事が理由で、減額の為に内容を変更していくのは
楽しい工程ではないと思います。
当然、コストを意識して設計を進めていますが、最近は工務店さんの
見積金額が上昇傾向にありますので、より一層、気を付けないとなぁ。
今回は、お値打ちに見積もりを出して頂いた工務店さんに感謝しながら、
契約書類を準備します。