会長と共に、解体後の現場を視察してきました。
腕組みして建物を眺める会長の背中です。
きっと40年前も、同じ場所で、同じ険しい顔で、
現場の様子をこうして見ていたのかと思うと、
勝手に感慨深く思ってしまいます。
これから造っていく部分の補強方針や仕上方法を
会長とベテラン監督さんと一緒に検討しました。
40歳と言っても、僕など現場ではまだまだ若造です。
これからも色々と先輩方の助言を頂きながら、
その背中を追って行きたいところですが、
こんなにスッカスカになった2階の梁の上を
平気で歩く先輩方の背中は、高所恐怖症の僕には
まだ随分遠くに見えるのです。