木色
前回の現場は随分と黄色かったんですが、
今回は木の色に変わっていました。
壁の型枠が順じ組み立てられていて、建物の正面はこの様に
ほぼ建物のボリュームが現れています。
平面的な広さも感じていましたが、こうして立体になると、
高さ方向にもかなり大きい。
で、この大きな壁の裏側にまわると、
黄色の上に、木の板が貼ってあります。
弊社の設計で頻繁に使う、杉板型枠による打ち放しです。
木の板の模様が、コンクリートに転写されて、
個性的な表情が生まれるんですが、これはこれで一発勝負なので、
仕上がりがとても心配な工法です。
しかし、僕が心配したところで、何の足しにもなりませんので、
あとは現場の皆さんにお願いするほかありません。