断熱性能等級7
この10月から「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の
住宅性能表示基準等が改正られて、施行されました。
戸建て住宅に「断熱性能等級6、7」が新設!
2050年 カーボンニュートラルを目指した取り組みの一部で
住まいのニーズに応じて選択の幅を広げる、新たな指標の様です。
弊社によくある問い合わせとして、以下のようなものがあります。
「断熱性能等級はどれですか?」
「UA値(外皮平均熱貫流率)はいくつ?」等など。
(※UA値は、断熱性能を示す基準値となる数値です。)
その問いに、このように答えています。
・断熱性能等級は、「4」
・UA値は、基準値が0.87となるのですが
それを下回る0.82~0.84程度と。
断熱材は性能の良いモノ、適切な厚さを施工すればクリアできますが
開放性の高い開口部やコーナーサッシなどを採用すると「等級5~7」
「UA値0.6以下」は大変難しい基準となると推測します。
等級をセールスポイントとしていない設計には悩ましい指標です。
とは言いましても、社会活動に乗り遅れないように身近なエコ活動や
リノベーションの促進などの観点からカーボンニュートラルに
努めていきたい。