手描き。
ある現場の監督さんが、とてもベテランの方で。
工程表から、施工図から、全て手描きで作ってきてくれます。
CAD世代の僕らからすると、手描きの図面というのは本当に未知の領域で。
大学の課題で少し描いた事がある、というレベルですので、目の前にすると
ビックリしてしまいます。
まず、真っ直ぐ線を引くところから。一本の鉛筆で、線の太さを変えて表現すること。
寸法を電卓を片手に書き込んでいくこと。
CADを使えば、すべてマウスひとつで出来る事なので、
あえて、今更、僕が手で描く意味はないかもしれないですけど。
図面と向き合う、「熱」みたいな物は、確かに違うのかもしれない、とも思ったりする。
でも、目指すところは、素敵な建物が完成すること。
このベテラン監督さんとは、ちょっと口喧嘩っぽくなる事も多いけどw
目標に向けて、力を合わせて頑張ります。