班長
今の家に引っ越して5年。
地域への入居順に回ってくる、町内会の班長になりました。
自治会という制度そのものには、思う所もありますが、
まあ、実際に順番が回ってきたら、やりますよね。そりゃ。大人なので。
で、年度が変わって班長就任のこの時期に、
たくさん仕事がある事を知りました。(これまで正直、無関心だったので。)
班の名簿を作ったり、回覧板の回覧順の表とか、緊急連絡簿、
ゴミ集積所の掃除の順番表、まだ何かあった気がする。
こういう事があると、それなりにパソコンの操作に慣れていてよかった、と心底思います。
うちの班は高齢化が進んでいるし、お婆さんの一人暮らしなんてのは珍しくもなく、
そういう方に班長が回った時、どうするんやろ、と要らぬ心配をする。
で、就任後、最初の大仕事が、町内会費の集金。
25件ほどのお宅を、家族全員で歩いて周りました。
これについても、「今時、振り込みとかあるしさあ・・・」と思わなくもないですが、
実際に歩いてまわって、やっと名前とお顔が一致する、なんてことも多く、
普段、犬の散歩をしているあのおばさんの名前を今更知った。
毎日、挨拶をしているというのに。
まとめますと、都会の人間関係が希薄なんてのはニュースの遠い話ではなく、
こんな田舎でも、3件隣のおじいさんには、年に数回しか会わないとか、
そもそも名前も知らないとか、そんなもんです。
こういう機会に、もうちょっとだけ、地域に参加しても良いのかな、と思った次第。
昨日、お留守で集金できなかったお宅に、今日も突撃してきます。