リフォーム
本当に最近、リフォームのお問い合わせが増えてきました。
今ある物を直しながら、改善しながら使っていく。
ここまで物で溢れた日本ですから、そういった手法が多くなっているのは、
当然と言えば当然な事なのでしょう。
木造も鉄骨もコンクリートも、それぞれに物理的な耐用年数はあるわけで、
世の中の建物のほとんどが、一気に建て替えの時期を迎えたら、
僕らは食いっぱぐれないなぁ、と皮算用をする。
今まさに目の前には、随分と古い手描きの図面があります。
毎度、手描き世代の方々の技術と思慮深さには感服するばかりですが、
住み手の世代交代に合わせたリフォームの計画を
CADとCGを駆使してて進めています。
既設建物の詳細が不明な所が出てくるので、
リフォームの設計は難しい部分もあるのですが、
実はそれ故に、工事が始まってからのやりがいも大きいのです。
想定外にどう対応するか、みたいな。
それが楽しみなので早く工事に進みたい。
決して、作図が面倒だからではありません。