墨壺です。
大工さんが使う道具の中でも、かなりカッコ良い部類のひとつです。
墨の中を通ってくる糸を使って、コンクリートなどに目印となる線を引けます。
プラスチックでできた今風の物が主流ですので、現場でこの手の本格派を見たのは
僕は久しぶりというか、初めてかもしれません。
きっと、大工さんの拘りとか、思い入れがあるんだろなと、想像してしまいます。
ポップな養生テープで留めてあるのが、気にはなりますが。
で、この墨壺は、事務所から30秒の現場で見かけました。
朝や昼に安藤くんがカメラを持って毎日見学に行っているので、たまについていきます。
色々な工程を、間近でじっくりと見学できるので、今更ながら勉強になってます。
今日は週末に控えた上棟に向けて、大工さんが土台という木材を設置していました。
左に写っているのがその様子なんですが、僕も土台を持ち上げてみました。
思ってたよりぜんぜん重い。
そう、勉強と言っても、そういうことも大事なんでしょう。実体験による記憶は忘れません。
大学で習ったことなど、ことごとく覚えてないですからね。
そもそも勉強してたかどうかも覚えてない。
工事はまだ始まったばかり。お客さんの現場で勉強ってのもおかしいですが、
これからも、ちょっとだけ活用させてもらいます。