古民家再生
古民家再生は、およそ150年前(江戸末期慶応)くらいから
存在しているのではないかと言われる建物の耐震補強や修繕を行う
プロジェクトです。
先回の建物調査から補強方針が固まり、三度現場へ
今回は、弊社会長も同行です。
柱や梁、床の傾き具合を確認するためレーザーをあて
ミリ単位の計測を行いました。
柱は北へ12㎜傾き、
床は最大24㎜沈んでいました。
立地環境や自重から受ける影響なのでしょう。
150年の間、台風やら洪水から住まう人を守ってきました。
そして、まだまだ健在とは...
今ほど耐震等級とか耐力壁という概念が無い建物ですが
伝統工法とは、見直すべき造りではないかと思わされます。