大和塀 + 焼杉
半年前に改修をした築150年の古民家再生の現場。
建物とは別にお話を頂いた、外構の塀の修繕が完了しました。
強風で飛ばされてしまった昔の板塀を
鉄骨の支柱で骨組を構成し、基礎から造り直して
丈夫な塀に新設しました。
一見、新しく見えないかもしれませんねぇ~
土地柄もさることながら、文化的景観において重要な建物なので
その周りに新品のアルミフェンスを...という訳にもいきません。
その為、板材には焼杉を用いています。
塗装では表せない、深く味のある 自然な色合いです。
表面に炭化させた層をつくることで、耐久性も格段にUP!
そして、大和張とすることで、通風も確保しています。
新しいけど、周辺の情景にスッと溶け込むような板塀です。