岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

先回、引渡しをさせて頂いた「萱場南の家」
クライアントと我々設計のこだわりポイントを
ご紹介させていただきます。

”巻物”ブログが、ステンレスとアルミで構成された
オートロックの門扉になりました。

タテの桟が少しずつ角度が違い、見え方と光の当たり方が
デザインに現れています。
クライアントにも「カッコイイね！」を頂きました。

大安吉日の本日、「萱場南の家」の引渡しを
させていただきました。

定例会議も３０回近く回を重ね、私史上、最多回数を更新。
それほどに施工規模も大きく、設備的な要素も盛り沢山な
住宅だったと思います。

ウッドショック、建材不足や流通問題など我々のチカラが
及ばず、クライアントにはご迷惑をおかけしましたが
喜んで暮らしていただける住宅になりました。
マスク越しではありますが、奥様の嬉しそうな雰囲気を感じました。

現場は終了ですが、もう少し勘どころを紹介したいと思います。

内部検査からちょうど、1ヶ月が経過した本日
外構廻りが完成したので、外部検査を行いました。

ヴォリュームのある工事となった外構は
ファサードを構成するコンクリートとタイル張りの塀。
サニタリーからつながる６帖程の屋根付き物干スペース。
メンテナンスフリーの人工芝を敷きこんだ前庭などからなります。

検査で上がった是正項目の手直しをバッチリ行い
来週の引き渡しに備えます。

ファサードを構成する塀が打ちあがりました。
手前のコンクリート塀の間を抜けアプローチします。

塀の高さが手前と奥で違うため、同色のグレーでも奥行き感が
うまい具合に表現されています。
手前から２枚のコンクリート塀には、これからタイルが張られるので
より立体的にカッコ良く見えることでしょう。

外構も着々と仕上がりつつあり
現場は沢山の職人さんが行き交い
慌ただしさがピークを向かえている現場です。

「萱場南の家」は外構を残し、建物が出来上がりました。
最終的な完成検査に先立ち、一次的な内部検査を行いました。

クライアントをはじめ、監理を務める私共。
そして建築、機械、電気の各担当者が一堂に会し
不具合が無いか見て回ります。

おおむねキレイな仕上がりにはなっていますが
汚れや細かなキズ、製作家具の動作微調整等々
気になるところを全てあげさせてもらいました。

あとは手直しを是正すればバッチリ！
と、いきたいところですが．．．

食洗機がない！いったいどこへ行ってしまったのか？
深刻な供給不足に直面しています。