1.5階分の天井高
早朝の現場に様子を見に伺ったところ
上部を見上げる監督さんと大工さんを発見。
こちら「中庭のある平屋」では、中庭だけではなく
その中庭に面した、1.5階分の高さのある天井の高い
リビング空間があります。
ローリングタワーが据えられているその先がそこ。
大きな開口部からは、明るい日差しと
青空を眺めることができ、とても開放的です。
この1.5階分となる3.8mの天井高さは
高過ぎず、程よく居心地の良い空間です。
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早朝の現場に様子を見に伺ったところ
上部を見上げる監督さんと大工さんを発見。
こちら「中庭のある平屋」では、中庭だけではなく
その中庭に面した、1.5階分の高さのある天井の高い
リビング空間があります。
ローリングタワーが据えられているその先がそこ。
大きな開口部からは、明るい日差しと
青空を眺めることができ、とても開放的です。
この1.5階分となる3.8mの天井高さは
高過ぎず、程よく居心地の良い空間です。
平屋住宅は、タテの動線がなく、ヨコの動きだけで
生活しやすいのがメリットです。
しかし、2階が無い為、屋根から受ける強い日差しや
冷気などの熱負荷を受けやすいというデメリットもあります。
それを軽減するために十分な断熱対策を施します。
断熱材で囲われた空間です。場所は、廊下。
外壁と屋根直下の野地板に発泡ウレタン系の断熱材を充填。
そして、天井裏にガラス繊維系のグラスウールを敷詰めます。
グラスウールは熱だけではなく、隣の部屋からもれる音も軽減。
仕上がってからでは分かりませんが
天井裏、壁体内はこの様になっています。
先週末の定例会議は、クライアントと一緒に
スペシャルゲストが参加です。
専用カートに入れられ、クライアントが現場を見回る間
とても不安そうに帰りを待っているシェリーちゃん。
(確か、そう呼ばれていたと記憶。)
(違っていても私の中では、シェリーちゃんです。)
近寄るムライ監督に身の危険を感じていたのかもしれませんが…
犬好きの設備屋さんは、 議題に耳を傾けていたのか
疑問に思うほど、終始微笑みを浮かべ見つめていました。
思わぬスペシャルゲストに皆が癒された定例会議でした。
現場状況に合わせて、仕上に現れる設備機器の取付位置を
施工図面で確認します。
例えば、ダウンライトやペンダント照明。
エアコン、換気扇やシーリングファン等々。
天井を見上げてみてください。
いろいろ取り付けられていませんか?
何故ココにある?や違和感が無いようにバランスよく。
また、照明器具を天井に掘り込んで取付、本体は見えず
明かりだけがほんのり明るくみえるように
空間をしつらえ、よそおっていきます。
そして、我々のイメージを具体的に施工していただく御三方。
左から現場ボスの山下くん、監督の村井くんに電気担当の玉井くん。
カメラを向けると急に難しい顔をし、まじめさをよそおうとします。
かなりの役者っぷりです。
上棟後の定例会議は、現場のリビングを即席会議室として
長テーブルを設置し、定例会議を行っています。
秋らしい肌寒さも感じられるようになってきましたが
外壁周囲に透湿防水シートも貼られて心地よし。
それに加え、クライアントの御厚意により
さながらカフェで打合せをしているようです。
スタバのコーヒーを頂きながら会議を進行。
あたたかい飲み物で、ほっと(Hot)落ち着きます。
甘党の設備屋さんの為にシュガーもたくさんご用意いただきました。
この配慮に報いるべく、現場もワンチームとなります。