岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

生活スタイルが変わり、増築するというケースは
よく耳にすると思います。
今回はその逆のお話を頂きました。

１階が鉄骨造で、その上に、木造が２層建っている
計３階建ての作業場兼用住宅をリノベーション。

１階の作業場をガレージに
２階の小部屋を無くし、リビングをひろくするリノベーション。
そして、３階部分を撤去する減築するという計画です。

減築＋リノベーション。
今までにない試みのプロジェクトは
とても新鮮で、刺激になります。

私、一人で現場監督さんと「オキノハシ町の平屋」の構造について打合せ。

耐震等級３の建物の為、鉄筋の配筋要領や基礎詳細を説明させて頂きました。

いつも所長や渡辺さんのヨコでアシスタントの立ち位置でしたが
監督さんと一対一で打合せしながら、こちらの思いや考えを
伝える難しさと、やりがいを同時に感じた構造打合せでした。

クライアントから玄関ホールに、一輪挿しなどを置ける
飾り棚が欲しいという要望がありました。

玄関扉を開けてパッと目に入る、坪庭や絵画、
飾り棚は空間を演出する上でとても効果的に思います。

僕だったら、お気に入りの北欧デザインのオブジェや
フラワーベースを置きたいなぁと思います。

フィンランドの建築家であるアルヴァ・アアルトが
デザインしたサヴォイベースです。

独特な曲線が特徴的でフィンランドの原風景である湖や
オーロラがモチーフにされたと言われています。

とても涼しげなので夏にピッタリなオブジェです。
今は冬ですが．．．(笑)

「うかい屋のリノベーション」の既設解体が完了しました。
リノベーションのやり方も予算や規模で様々なパターンがありますが
うかい屋は、既設の骨組みを上手く使いながら
LDK、水回りのリノベーションです。

北側の暗い処にあったLDKを明るい南に移動し
浴室、脱衣等水回り、収納スペースの充実を目指します。

築40年の骨組みは、柱、梁とも劣化は少なく
再度、金物で耐震補強しながら再生します。
折角ですから、使えるモノは補強して末永長く使うという考えです。

歩いていると額に汗がにじむくらいの
暖かさを感じた本日。
3日前の雪がウソのようです。

ようやく、冬らしさが感じられた3日前。
厄も明けたということで、遅くなりましたが
御礼参りをしてまいりました。

なぜ今日降る！という、ナイス？タイミング
雪が舞う、絶妙なロケーションの谷汲山華厳寺です。

最近よく思うのが、仕事、プライベートに限らず
今の自分が存在するのは、まわりで支えてくださる方々
あってのものだと強く感じます。

頼って下さる方、気にかけてくれる方に
ポジティブに、そして元気に答えていきたいと
思うこれからの自分です。