岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

新しい計画のご依頼を頂きました。
場所は、豊田市足助町、もみじまつりで有名な
香嵐渓の近くです。

敷地からは、香嵐渓方の山並みが見え、眼下は、巴川が
流れる風光明媚な場所です。
クライアントもLDKから、この景色が見えると嬉しいとのこと。

丁度、写真中央の山辺りが東で、朝日が昇り
窓を開けると川の流れが聞こえ
山並みと川をパノラマ景色で楽しめるLDKのある住宅を
イメージしながら、スケッチ開始です。

いよいよ「ぶどう農家のいえ」の解体が始まりました。
それを聞いて急いで行ってみると、
既に建物の半分が解体されていました。
まるで、OOハウスのようなおもちゃの家状態です。

この様に解体撤去工事は順調に進んでいるのですが、
全てを撤去してしまうわけではありません。
今まで使用していたお屋敷の欄間や建具などの、
良い仕事をしているものは今回も使わせていただきます。

和室に使われていた千本格子の欄間は、
リビングと和室の欄間としてリユースします。

他にも無双扉の再利用や、大黒柱を形を変えてリメイクしたりなど、
思い出がつまった新築住宅に生まれ変わります。

まるで地下機械室。

無機質で外界とは隔離されたかのような空間。
隙間なく、ビッシリと天井を埋め尽くす機械ダクト。
ココが今回の計画地です。

間口５．８ｍ×奥行８．０ｍの１４坪のテナントの一区画に、
フルーツ販売をメインとした青果店の工事が始まります。

約１ヶ月ほどの工事期間。
住宅現場とは違うスピード感に気持ちを入れ替えて、
清潔感があり温かみのあるテンポを目指します。

オープンは、年末商戦にギリギリ間に合うよう、１２/２０です。

僕の幼少のころ、ヒーローと言えば特撮物。
中でもウルトラマンが好きでした。
テレビの前でごっこ遊びをしたり、
休日になれば家族でショーを見に行ったりしました。

僕の息子も最近ウルトラマンに染まりつつあるようで、
人形を両手に持ちながら出かける日が多くなりました。
やはり蛙の子は蛙という事でしょうか…
 
そんな息子を連れてエアポートウォーク名古屋へお出掛け。
そこには、我が家のヒーロー、二人のウルトラマンがお出迎え。

しばらくするとショーが始まり、
息子とヒーローのファーストコンタクトヘ！
終わりには家族で記念撮影もしてもらいました。
個人的に握手もしてもらい、
幼き日の思い出と変わらない手の感触に感動。
息子より僕のほうが楽しんだヒーローとの再会でした。

新しい計画のご依頼を頂きました。
敷地の概略は、車が3台並ぶ間口8ｍ。
小学校のプールと同じ奥行25ｍで、南北に細長いカタチ。
また、建物が建つ位置は、道路から70センチ上りです。

ただ今、クライアントのご要望書を読めばよむ程
茶ノ木畑に入って行くような感覚と戦っています。
既に要望書も暗記状態ですが、私の頭にも
必ず光は差すと信じながら、この土地にしか出来ない
建築を創造し思考錯誤中です。
出来れば、
明々後日の日曜日には、光が差して欲しい。