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雑想ノート

絵図板

by 渡邊 隆弘

弊社の打合せ場の正面に置かれている絵図板。
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その名のごとく、板に描かれた平面や構造の伏図で、
この絵図板だけを頼りに実際に建物が造られました。
これは、設計事務所を設立した会長の父上にあたる
一郎氏が描かれたもの。
昭和10年より50年もの間、大工の棟梁として活躍しました。
脈々と続く、弊社のアイデンティティを感じます。

さて、話は自身になりますが...
現在は、CADという便利なツールを使用し、モニター上に線を
描いていきます。間違えては消去しの連続。
手先だけではなく、頭の中でもイメージを描きながらなのですが、
描いていて過ちに気付くこともあります。
一軒建てるのに、約50枚程の図面構成になるのですが、
それを、この絵図板で一枚で造り上げるとは...

創造力、経験値から生まれるものだと思いますが、
やはり職人は素晴らしい。

ガレージ脱型

by 小川 賢二

友人宅のガレージ計画。
コンクリートが打ち上がって、型枠をバラしました。
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コンクリートの仕上がりはまずまず。
杉板型枠の部分も、木目が綺麗に転写されました。

この杉板の打ち放しの壁の裏側は、中庭。
16122002
今までは、道路からリビングが丸見えでしたが、
ガレージのおかげで、中庭が囲まれて、どこからも見えなくなりました。
これからタイルのテラスを作るので、リビングとの距離感の近い
使いやすい中庭になると思います。

インドア派寄りの友人ですが、プライベート性の高まった、
この半外部の様な中庭でなら、プールにもBBQにも手を出す予感。

電子化の時代

by 内藤和揮

引き続き年末の大掃除の真っ最中。
その中でもこの場所は歴史が感じられる場所です。

どこに歴史が?と言われれば、
映っているCD全てです。
今では図面も全て電子化されて保存されています。
製本も保存されていますが場所をとったり、
痛んだりと長期保存には不向き。

そう考えると、昔に比べ便利になったと思うと同時に、
寂しい気持ちにもなります。

最近は本なども電子書籍化されていますね。
個人的には、本を手にとって読む方が好きなのですが、
ただ、置く場所がもうない。
泣く泣く、200冊近く売ったのは最近のこと。

これを機に、電子書籍に手を出すか迷い中。

「長良ヶ丘の家」 その4

by 向井 一比古

「長良ヶ丘の家」の足場が外れました。

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敷地が道路から80センチ低い敷地個性のお陰で、
リビング前のテラスから6段降りると庭のレベルになります。テラスと庭が、
フラットにつながるイメージを持ちやすいですが、
このような、約1mのレベル差に寄って、
リビングからの景色も、子供達の遊び方も、別のイメージになりました。

今日の定例時も、二人の女の子達の反応は、素晴しく、階段を登ったり、降りたり、
テラスの上と下で喋ったり、既にレベル差を楽しんでくれています。
嬉しい想定内の風景でした。

時期尚早

by 内藤和揮

今年もやってきたスノーボード。
さっそくゲレンデインとはならず、まだ時期尚早でしたね。

(鷲ヶ岳高原レインボ―ホテルのゲレンデ)
目的は知人に会うためだったのですが、ゲレンデを見ると
体がうずうずと。
去年は気温が高めであまり滑れなかったので
今年はドカ雪になることを期待中。

どーんと暗い夜のゲレンデで、ライトが雪に反射して
幻想的な雰囲気を醸し出しており、引き込まれそうになりました。

夜のゲレンデには何かいると背筋がぞぞっとした次第です。

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