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新しい計画が始まるとき、まず最初に調べなければならないのが
その敷地の都市計画上の区分=「用途地域」や、敷地面積に対して建物の建築面積、延床面積を規定する「建ぺい率」、「容積率」、
建築物の高さを規定する根拠となる「前面道路の幅員」、講ずるべき火災の延焼対策を規定する「防火地域」の指定の有無、などなどですが、
岐阜市の場合、道路の幅員以外はインターネットで調べられるので、
わざわざ役所に赴かなくても必要な情報が気楽に得られるのです
写真は向井建築事務所の周辺の様子
ここらへんは第2種中高層住居専用地域、建ぺい率60%で容積率200%、準防火地域に指定されております
岐阜市都市計画課HPにいけば、誰でも見られます
便利でしょ
できれば、道路の幅員と名称も調べられるシステムを早く構築していただけると、助かります
週末、友人の自宅の完成披露パーティなるものにご招待頂き、
コンビニでお酒のツマミ的な物を買い、お邪魔してきました。
彼がお酒を飲まないのは知っているので、僕の食べたい物。
会場の彼の自宅には子供から大人まで、たぶん30人以上がいました。
こんな雰囲気だとは思いもよらず、コソッとコンビニ袋を、脱いだ上着に隠す。
招待するなら、どんな感じなのか教えておけよ、と思いましたw
そして、設計なんて仕事をしていると、どこに出掛けても、建物の造りばかりが
気になってしまうもので、それは友人宅と言えど変わらず。
玄関の広さから始まって、仕上げ材料とか、窓の位置とか、照明器具とか、
扉の納まりに、キッチンの収納、と、一通りチェックしてしまいました。
職業病でしょ、仕方ない。
だけど、自分の仕事と比較するのは面白いもので。
自分が普段は絶対やらない様な納まりだとか、材料の使い方などは
見ていて、ハッとする事も多いです。
ある種、向井建築事務所の常識に、とらわれてしまっている部分も
あるのですよ、僕の頭が。
そういうのを一度、フラットにするという意味で、外での勉強は大事ですね。
そんなお披露目パーティの帰り際、うまいこと上着にコンビニ袋を隠す事に成功し、
家族とタコワサを食べた、日曜日。
確認申請作成中。
建物の規模が大きくなると
提出図面に書き込む内容も少し増えます。
今回は排煙計算。
部屋の窓から必要な分だけ排煙できているかを
その部屋の床面積と、天井からの窓の高さをもとにして計算していきます。
天井が平らならば簡単なのですが
部分的に吹抜けがあったりすると天井高が変わり、計算が複雑に…
審査機関に問い合わせたところ
「吹抜けがある場合は平均天井高を出して窓の高さを検討して下さい」とのこと。
今回はリビングの上が吹抜けで、リビング階段がそのまま2階の廊下に繋がり
さらに1階のリビングの横には和室があります。
一応平均天井高を求めましたが、いろいろと支障をきたすことが判明し
結局は別の方法をとることに。
久しぶりの算数の時間、高まりました。