岐阜で住宅・店舗設計やリフォーム・リノベーションなら向井建築事務所

「階段施工中」で紹介した
新築と既設を繋ぐ階段が遂に開通しました。

一般的には、1階から2階へ上るように造る階段を
逆から造るのは至難の業であったと思いますが
綺麗に施工して頂きました。

クライアントの生活に配慮しながら
出来る限りの仕事をして下さった大工さんに感謝です。
いよいよ明日、足場が外れます。

1階は日常生活空間、2階は建築現場。
クライアントの生活に支障の無いよう
外部足場で2階にアクセスし、工事を進めています。

写真は、階段施工中
2階から下に向って階段を造っています。
なかなか至難の業です。

クライアントも現場の方々も
お互いに譲り合いながら、工事進行中です。

あけましておめでとうございます。
今年初のカキコミは、年末に完成したＬＤＫを
お披露目させて頂きます。

天井ブレース、階段を受けていた小梁の出現
2本あると思っていた小梁が1本だったり
想定外が何度もありましたが、それらを活かすザインを心掛け
リノベーションならではの個性的なＬＤＫが完成しました。

「素敵になりましたね!」とクライアントにも
気に入って頂け、何より嬉しかったです。
残るは、2階部分の工事。もう少し住みながらリノベ続きます。

先日のカキコミ「スピード感」で紹介した
天井工事が進んでいます。

大梁・ブレースは、見せるデザインを選択した為
白で塗装し、小梁は、錆止め塗装のまま
天井内に隠されます。

小梁隠しの幅750の天井には、間接照明を仕込み
天井の凸凹と斜めに走るブレースラインが
リノベーションならでは、唯一無二のLDKになるはずです。

今回、増築部分は、現場発泡ウレタン断熱を使い
現在、工事中の改築部分は、施工性の問題から
スタイロフォーム＋現場発泡ウレタンの組合せで
施工しています。

スタイロフォームを貼ると必ず出来るスキマに
発泡ウレタンを吹き、気密性を確保します。

断熱性能向上は、リノベーションのテーマでもあるので
スキマを厳しくチェックさせて頂きました。
地道な現場監理の先に、クライアントに喜んで頂ける
竣工風景があると思っています。