プレカット打合せ
プレカットとは、建物を建てるのに使う柱や梁などの木材を、
工場で所定の寸法や、適切な形状に加工してくる事です。
現地での加工作業を減らすことで、材料の精度の向上や、
工期の短縮に繋がったりと、今ではプレカットが当たり前。
上棟の時には、プレカットで用意された材料を、
組立てていくというイメージです。
しかし、そんな効率的な工法も、そもそもは僕らの
アナログな打合せで細部が決定されます。
梁の架け方、柱の位置、大きさ、それらには色々な考え方があります。
プレカット工場の方、大工さん、監督さん、うちの所長、僕と
各々が経験や常識に基づいて意見を出し合って、
その中で最善であろうと思われる案を採用していきます。
こうした打合せの中で各専門家の意見を聞くのは勉強になるし、
ちょっとづつ、建築に詳しくなっている気がして楽しいものです。
白熱した議論2時間。
全てがうまく、まとまりました。