北側接道
傾斜地の家は北側接道です。
道路が敷地の北側にあって、南側には別のお宅が建っています。
玄関ホールから北側の道路方向を見たところです。
見えづらいですが、コンクリートの塀の上、庇との間に
遠くの山が見えて、とても綺麗。
直射日光はなくても、安定した光が入る北側は、意外と明るいものです。
大昔は、建物の北側に庭があった、なんて事を聞いた事があります。
逆光で南側の庭を眺めるよりも、燦々と光の当たった景色を見られるから
とかなんとか。うろ覚えです。
そして南側。
ブルーシートが邪魔ですが、大きなサッシからは
暖かい日差しが十分に差し込んできそうです。
北側接道の大きなメリットは、明るい南側に玄関や車庫、
アプローチ等が来ないので、南の間口を目いっぱい、居室や庭に使えることです。
南の隣地との距離感にも寄りますが、ある程度、南北に長い敷地であれば、
明るくて暖かくてプライベート性の高い空間が作りやすいです。
敷地をお探しのかた、使っていない土地を持て余していらっしゃる方。
南向きの敷地も、西向きも東向きも、それぞれ長所短所があると思います。
北向き、というだけで敬遠するのは、ちょっと勿体ないかもしれませんよ。