石。
まだまだ、申請業務が続いていまして、現場は始まっておりません。
早く終わるといいんですけどね。
そんな中、先日、監督さんから電話があり「石捨てますか」と。
既設の建物を解体した時に、残っていた大きな石の事です。
地鎮祭の時の写真ですが、お祓いして頂いている横のでかい奴。
ごつごつした庭石ではなく、昔の家だと縁側から庭に出る時に置いてある
履物を脱ぐための沓脱って石です。
せっかく立派に残っていますので、今度の計画でも使わせてもらおうと。
ただまあ重いものですから、一旦、敷地の端っこまで運んでもらう事にしました。
敷地や地域の風土を考えながら、建物の計画をするのと同じく、
そこにある物を再利用するというのは、そこの個性を生かす様で、好き。
敷地の端っこから、また役割のポジションに移動するには、まだずいぶん遠いですが。
新しい職場が出来て行く風景を、見守っていてもらおう。