主眼
大規模建築ということで、身近にあるショッピングモールですが、
吹抜を設けることが多いそうです。
同様に吹抜を設ける建物だと、海外の大規模な刑務所(例:パノプティコン)があります。
ですが、その空間構成は全く別の意味で作られています。
モールの場合、他層の店舗を見渡すことができ、移動することでさらに多くの情報が得られる。
刑務所の場合、監視者が点となり周囲を見渡すので、移動する手間がなくなる。
と言った意味が生じているのですが、
別の建物なるということは、主眼を何に置くかが空間構成において一番重要です。
家づくりも同様で、千差万別の主眼があります。
それを活かせるようになるまで、まだまだ道は長そうです。