構造図
床や屋根を支える木材の組み方と、その材料の寸法を示した
梁伏図という図面を描いています。
こうして見ると、絵としては非常に単純ですが、
考えている頭の中は、かなり複雑です。
僕らが作る建物は、そもそも、あまり単純な形ではありません。
別に、いたずらに奇抜な形状をしている、という事ではなく。
一般的な日本の住宅の根底にある、尺貫法によるモジュールに
拘っていないので、様々な形状や広さの室が組み合わさっています。
なので、構造を検討する際にも、通り一遍な作図はできず、
そこにもオーダーメイドな思考が必要になります。
さらに今回は、スキップフロアになっているので、
平面だけでなく、縦方向の関係性も同時に思い浮かべないといけない。
ということで、まあまあ頭が混乱してますよ、という経過報告です。