スペイン旅行紀 続
前回の序に続き、
次に訪れたのは、古都トレド。
古都の名にふさわしい歴史と雰囲気がある城塞都市です。
トレドの玄関・太陽の門を通り、
町が一望できる坂道からのファーストショット。
カテドラル(トレド大聖堂)と
アルカサル(軍事博物館)も眺めることができます。
続いて旧市街地を探索。
カテドラルと目指して石畳とレンガの町並みを歩きました。
近くで見ると造形の細かさと存在感に圧倒されます。
内部の聖壇も豪華なものです。
聖壇の壁の意匠は、下から見た時にどの意匠も同じ大きさに見えるよう
徐々に高さを上げる工夫がされています。
このカテドラル、1226年から建設が始まり、1493年に完成と
実に270年近くの長い時間を掛けて建てられました。
内部には歴代司教のお墓もありますが、
完成を見ることなく亡くなった方も多いでしょう。
いろいろ感じることはありますが
最たるものとして宗教の力ってすごい
と月並みな感想を抱く僕でした。
スペイン旅行紀 終 へ続く