モックアップ。
設計時、創造と経験からモノの大きさや間隔を決め、
グラフィックで全体像を確認していても、最終決定する時、
原寸の模型=モックアップを造ってとお願いします。
こちらは、2階窓に付く格子の模型。
本物は、アルミ材で黒い格子になるんですが、材料寸法とピッチを確認したくて、大工さんに造って頂きました。
原寸での寸法確認で、結果、設計通りで進める事になるのですが、
こうして、納得しながら進める事がとても大切だと思っています。
だって、造り直しや失敗はあり得ませんし、設計者としての責任を強く感じるところです。
現場の職人さん、山下君には、ついつい無理をお願いしてしまうのですが、
こうした、少しづつの拘りの積み重ねが、シンプルで綺麗な建物に繋がる一歩だと思ってます。