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減築リノベーション

第一回定例会議

by 渡邊 隆弘

台風も過ぎ去り、今週から本格的に工事が始まります。
その下打合せとして、第一回定例会議を行いました。

3階部分の減築リノベーションは
新築とは違った難しさがあります。
しかも、暮らしながらの工事。

玄関の位置も変わり、階段も緩やかに新しくなります。
当たり前ですが、既設部分は壊さないと造れません。
では、その間どうするの?

難しさその1、仮設計画。

幸い、2階のバルコニーに鍵付勝手口があり
そこから出入口を確保します。
バルコニーに仮設の外部階段を掛けて
まずは、日常の生活動線確保のための仮設を準備。

そして、解体中のセキュリティーのための仮設。
ホコリや騒音防止のための仮設。等など。

安心安全な工事であるために、仮設計画はとても大切。
そんな仮設について、話し合った定例会議でした。

工程表

by 渡邊 隆弘

工務店さんから現場で使用する製本と
マスター工程表を頂きました。

本格的な工事着手は、9/10頃から始まり
完成は、来年の2月中旬の予定です。

暮らしながらのリノベーションは、工事の難しさ
だけではなく、クライアントの生活環境保全の面
でも困難を要するかと思います。

約2週間で、クライアントへは円滑に工事を
進めるための整理をお願いし
我々は、建物の現状を把握すべく、特に設備配管
ルートの調査を進めていきます。

ご祈祷

by 渡邊 隆弘

現場スタートの前に、 工事の安全祈願はもとより
気持ちを整える節目ということもふまえて
ご祈祷をさせて頂きました。

仏式で行われた今回のご祈祷は、いつもの神棚でなく
お仏壇に手を合わせることになります。

正面に飾られたご先祖様方の遺影の御顔がとても
笑顔で穏やかだったことが印象的でした。

クライアントのご家族を大切にする思いや感謝の
お気持ちが伝わるご祈祷に参加させていただき
これからスタートする現場監理への気持ちが
一段と引き締まりました。

減築リノベ!現場スタート

by 渡邊 隆弘

見積開封時の金額から約2割の減額をし
予算の調整が完了しました。

これからいよいよ「減築リノベーション」の
現場がスタートします。
しかし、喜んでばかりはいられません。

ここから気を引き締めて現場へ向かいます。
新築と違い、フタを開けてみないと分からない
ところもあるでしょう。

また、モノづくりの過程で、監督さんとの衝突も
少なからずあるかと予想しておきます。
それは、クライアントに喜んでもらうためという
思いで、現場へ乗り込みます。

そして、最も心配されるのは...
生活ながらリノベーションを行うということ。

これから台風シーズンということもありますし
ホコリや騒音の問題も当然アリです。
ライフラインを確保し、どの順序で工事を進めていくか?

3階の減築から?
否!1階の生活ゾーンを構築してから減築する?
いろんなパターンが考えられます。ベストな工事計画を
組み立てることから現場はスタートしています。

見積書

by 渡邊 隆弘

図面完成から3週間ほど経過しました。この間は…
数社の建設業者さんへの見積依頼。
見積UPからの開封。
そして、現在コストの調整中です。

想定内での金額ではあったのですが
少しばかりの減額項目の洗い出しと
見積書の内容確認をしています。

約60坪のリノベーションは
・3階建てを2階建てへの減築。
・玄関ポーチ、ガレージを増床。
・外観廻りのデザイン性向上とリフレッシュ。
仕事としては、かなりのヴォリュームです。

見積書を見ると、それらの仕事のうち
「材料費」よりも「手間賃」の占めるウェイトが
新築と比較すると高いのでは?と感じます。

とは言え、同じ規模の建物を建てようとすると
3倍近くコストも上がるわけですし
お金には代えがたいモノもあります。

クオリティはそのままに !
「手間」のかからない=コストダウンを
模索しています。

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