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河渡の家

断熱、遮熱。

by 渡邊 隆弘

こちら「河渡の家」の室内の環境を整える仕様としまして、
現場発泡のウレタンフォーム断熱材。
天井と壁に吹付けていきます。
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コレが一番隙間が無く断熱性能が十分発揮されるのかなぁと思います。

そして、外壁の防水と遮熱性能を併せ持つ、タイベックシルバーという秘密兵器を採用。
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クライアントの御希望であるのですが、お恥ずかしながら私、初めて使用します。
いかなる性能を持っているのか、期待です。
確かに、現在の外壁が貼られていない状態では室内の温度が違う。
遮熱してそうにシルバーのシートの表面が光っておりました。

屋根葺き

by 渡邊 隆弘

前回から防水層をもう一層重ねた状態です。
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今回はステープルを打たずに防水テープで重ねシロを貼りあわせていきました。
少しでも余計な穴は開けないように配慮した施工です。

同じ轍を踏まないように...です。

そうして、全長12m程の大屋根の板金が葺き終わりました。
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最近は、少し前までのような豪雨が無いので証明できませんが、
世間に被害が及ばない程度にガンガン降ってもらいたい感じです。
が、横殴りの雨はやめてください。
まだ外壁は仕舞ってないので...

またしても、雨に...

by 渡邊 隆弘

屋根葺きが終わるまでの雨は、心臓に悪いです。
梅雨時より降ってるんじゃないかい!という、最近の天候に、
やり場のない気持ち...

土曜日の雨で漏水。
時折ものすごい勢いで降っていました。

板金で屋根を葺く前の下地の状態だったのですが、アスファルトルーフィングという防水層が敷かれて、室内に入らないよう屋根から壁までブルーシートで覆っていました。

少しググッてみたのですが、このルーフィング防水層と言いながら、完全ではなく...
そらそうですわね、上からタッカーでステープルを打ち穴を開けて固定しているのですから。
一般的に使っている材料を不良なく施工してこの状態。少々憤りを感じます。

「雨降って地固まる」ではありませんが、
今回の件をポジティブに捉えて、結果良い方向に事が運ぶようにしなければいけません。
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そう、屋根の上から曇り空に誓い、もう一層防水層を重ね(今度はゴムアスで)
万全の対策をとろうと思います。

着々と。

by 渡邊 隆弘

建方からだいぶ様変わりをしてきました。

柱、梁に加え、間柱と耐力壁となる合板の壁そして筋違。
そして、窓の下地、屋根の防水層などなどが出来ています。
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丁度、朝8時頃現場を通るのですが、以前は静かなもので、
自動車の通り過ぎる音しかしませんでした。
最近では、大工さんがもう仕事をしています。
職人さんは、朝が早いですね、恐れ入ります。

ちなみに、屋根の板金はグリーンではありません。
唐草や屋根の先端につく板金加工が終わったら葺かれていきます。

屋根の色。

by 渡邊 隆弘

だいぶ建物の輪郭が分かり始めたところで屋根の色を選定。
今回は特に注意いなければいけません!
何といっても堤防から見下ろすように屋根が見えますので。

ブックサンプルの3cm角くらいの見本帳では、分かりにくいので
大判の板金見本を用意してもらいました。
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写真は、日光が当たっている時の色味。
日陰や雲がかかった状態では、またまた見た目の印象が違ってきます。
CGというツールはあるものの、外壁の色とか、建物の良し悪しを決める
選択というのは常に緊張しますね。

さて、「河渡の家」はどれをチョイスしたでしょう?

答えは...

葺いてみてからのお楽しみ。

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