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池田のリノベーション

ピアノ教室

by 小川 賢二

ピアノ教室部分の工事が始まっています。
これから壁や天井の下地を造って、数週間のうちに完成する予定。
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これは以前、造らせて頂いた防音室の内装ですが、
シンプルな材料の組合せの中にも、拘りの納まりがあったりします。
コテコテしてないぶん、余計にそういう細部が大事なのだと。

という内容の打合せを監督さんとしました。
超ベテランの監督さん、知識と経験値が高いので、
僕がいつも考えている事とは、違う視点の意見をくれたりします。
新しい考え方を取り入れる部分と、やっぱり押し通したいこちらの意見との
せめぎ合いは、一瞬、場の空気が張り詰めたりするけれど、
とても良い緊張感だと思っています。
その中で自分を知り、学ぶ事も多い。

これからの工事期間、色々とぶつかり合うんだろうなあ、と
とても楽しみになってきました。

解体2

by 小川 賢二

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雄大な山々に広い空。
の写真ではなくて、屋根を切ったとこです。

解体作業をするという事は、廃材がたくさん出て、
当然、それを運ぶ大きな車両が、建物近くまで寄せられないと
非常に効率が悪いわけです。

で、敷地内にあるガレージの庇が、邪魔という話になり、
「その為に壊すのはどーよ」と僕が渋っている横で、
「別にいいよ」と、クライアントのあっさりした返事。

ちゃんと後で綺麗に直すとは言え、びびってしまった僕。
対照的に、目の前の事象を冷静に判断したクライアント。

見習わせて頂きます!

解体

by 小川 賢二

お祓いが終わって、いきなりですが解体工事が始まりました。
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で、終わりました。

というのも、居住部分に先立って、建物の一室にピアノ教室となる
防音室を作る計画なので、まずはその部分のみの解体です。
居住部分は使いながらの工事となるので、
騒音等も気にしましたが、あっさりと1日で綺麗に解体されました。

鉄筋コンクリートは、建物の躯体と、内装との絡みが比較的少ないので、
こうしたリフォームには、とても向いています。
外側の躯体を使いながら、内部を更新していくことで
建物を長く使う事が可能になるという。

ただし、解体してみたら、想定外の事態が起きるってのも付き物。
今の所は順調ですが、何かが起きた時に対応できる、柔軟さをもって
現場監理をしたいなあ、と心がけています。

お祓い

by 小川 賢二

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今回の様な、内装をスケルトンにしてしまう規模のリフォームでは、
新築の時の地鎮祭の様に、解体前のお祓いをしてもらいます。
今まで、雨風から家族を守ってくれた建物に感謝すると同時に、
これから始まる工事での安全をお祈りします。

普段は無宗教で信心深くない方も、今は多いとは思いますが、
こういう節目の神事というのは、身が引き締まるものです。
そういう日本人の心って素敵だなあ、と思います。

ということで、お祓いも終わって、
これから本格的に工事に取り掛かります。
どれだけ、この建物が変化していくか、楽しみにしていて下さい。

階段

by 小川 賢二

今回のリフォームによって、一番印象が変わると思うのが
この階段部分です。
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スヌーピーのタンスで塞がれた扉の奥にある玄関と、
階段が空間的に繋がって、明るい玄関ホールになる予定。
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こういうこと。
せっかく空間が広くなるので、階段もスケルトンなイメージで、
より軽く、開放的な感じに。
酔っ払って帰ってきた時に、この階段で怖くないか、というのだけが
現在の懸案事項ですが、カッコよくなるのは間違いありません。

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