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川辺の家

コテさばき

by 渡邊 隆弘

外壁には、コテを使った仕上を施すことが多く
特にファサードなどの、目が近い外壁面であったり
テクスチャを表現したい場所によく用います。

塗料メーカーの決まったパターン(模様)は存在するモノの
それを再現、表現するのは職人さんの腕にかかっていると
言っても過言ではありません。
まさに、職人さんの”コテさばき”次第です。

そこで、仕上りの共通認識を深めるべく
サンプルをつくってもらいました。
「もうちょっと押えた感じで」
「そうそう!凹凸が少ないこの辺の感じ」などヨコで注文しながら...

あとは、職人さんの”コテさばき”にお任せし
完成した姿を妄想し、ワクワクしながら仕上りを待ちます。

製作家具

by 渡邊 隆弘

週一で行っている定例会議。
最近は、一足早く完了した「18坪のリノベーション」の
一室をお借りして、快適に会議を進めています。

ここ数週間は、製作家具の議題がメインとなっています。
クライアント専用のオーダー家具を製作しますので
高さから仕上材、収納の仕方までお好み通りです。

LDKでメインとなるキッチンは、特に拘りたいところ。
最終的に、側面はグレーの化粧板からチークの杢目へ
トップもステンレスから、クォーツストーンへ変更しました。

奥様の”こだわりたい”という気持ちに応えるべく
より良くなるよう、家具屋さんの技術をプラスし
皆で知恵を出し合って造っていきます。

鉄棒

by 渡邊 隆弘

設計時に「うんてい」や「鉄棒」がほしい!
というご要望を頂くことがあります。

少し、検索してみると...
子供の身体的能力を伸ばすとか
脳を刺激して知性を伸ばすとか
よい効果が得られるという記事を見ることができます。

この「川辺の家」もクライアントのご要望で「鉄棒」を設置。

写真では分かりずらいかもしれませんが
天井から伸びている鉄の棒がソレです。
主な目的としては、御主人の健康促進。

日常動線(サブ玄関)の頭上に設けているので
そこを通るたびに、ぶら下がれます。
ワタクシも、その場所を通るたびに手を伸ばし、ぶら下がりそうです。

階段

by 渡邊 隆弘

階段の製作にとりかかっています。
階段の下地材が壁際に取り付けられました。

ささら桁と呼ばれている部材。
ギザギザでの面にそって踏板が取り付けられ
階段が造られていきます。

今までは、脚立で危なっかしく上下移動していましたが
もうすぐ緩やかな階段へと変わっていきます。

また、この階段下は...
リビング側からはPCスペース
廊下側からは収納として使用します。
さて、どのように変わっていくのでしょうか?お楽しみ。

アナログとデジタル

by 渡邊 隆弘

現場の風景として、監督さんがPCを持ち込み
施工図の作成や各工種の職人さんへ指示をするのは
よく見かけます。
しかし、今回の現場は一味違うなぁ~と。

どちらかと言うと監督さんは、アナログタイプで
施工図などは丁寧に手で書かれます。

今回意外だったのは...
ノートPC操っているのは監督さんではなく
大工さんだったということ。

寸法、図面を理解するのはCAD上の方がしやすく
伝達事項もメールでスピーディーにできるのでしょう。
曲尺とPCを操るデジタル大工さんでした。

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