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川辺の家

足場バラシ

by 渡邊 隆弘

4月の建て方以降、「川辺の家」をぐるっと囲んでいた足場が
ようやく解体され、その姿を現しました。

前面道路からよく目立ち、ご近所さんの目にも止まる
建物のファサードはこの面です。
通り沿いに水平な深い軒と壁には、レッドシダーが張られ
ココをくぐるように内部へアプローチします。

木と白い壁、それにコンクリートの質感が相まって
背筋の伸びたキリッと引き締まった印象です。
イメージ通りで、Good Job!

コーナーガラス

by 渡邊 隆弘

リビングから南の庭を見た様子です。

通常は、建物のカドに建つ柱。
この柱をズラして、コーナーガラスにしています。
そうすることでパノラマのように視界が広がり
奥行き感も増しています。

まずは、狙い通り!

ガラスも入り、ボードが張られ、 製作家具も取付が始まり
仕上を待つばかり。
これから、内装工事が佳境をむかえます。

外壁検査

by 渡邊 隆弘

ここ数週間は天候の様子が気になって
仕方がありませんでした。
先週から延期になっていた外壁検査を行いました。

建物を囲むように設けられた足場を解体する前に
外壁の仕上り具合の最終確認です。

屋根、外壁板金の施工確認と
軒先、ケラバがビシッと通っているかを目視。
また、開口部廻りの防水。等など

今回、特に気になった所は
コテ押えで仕上げた白い外壁の模様。
人の手で、不均一に仕上げていくので難しいのですが
少々ムラになってしまった部分もアリで
もう一度、調整してもらうことになりました。

出来上がったモノに対しての手直しは
心苦しい面もあるのですが
お互い心残りが無い様に、万全の状態に仕上げていきます。

木製建具

by 渡邊 隆弘

クライアントも参加していただく定例会議とは別に
工事種目ごとに作戦会議を行います。
それは、設計サイドの意匠と、作り手の技術のすりあわせが目的です。
その後、定例会議にてクライアントへプレゼンします。

今回の作戦会議は、木製建具工事。
若い職人さんだなぁ~と思っていたのですが
田中監督と同い年とのこと。
と言うと、私ともタメになります。
(ということは、私も若く見えるか?と、誤想。)

障子の桟木の大きさやピッチ。
襖や障子の色目、貼り方等など。

我々が提供するのは、既製品ではない
一つ一つ製作するモノ。
職人さんの熱意がこもった建具となります。

深い軒先

by 渡邊 隆弘

川辺の家のアプローチは、2.2mもある深い軒先の
下をくぐり、玄関へ向かいます。
仕上は、レッドシダーを張りました。

VE(バリューエンジニアリング)時には、やむを得ず
減額の対象に挙げたのですが、工務店さんの企業努力の
甲斐もあり実現することができました。

完成が非常に楽しみなポイントの一つです。

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