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一年程前、3月18日に「萱場南の家」のブログが
スタートしました。
竣工してから数回、こだわりポイントをつづり
出し惜しみなく、紹介させて頂きました。
一年と少し続いたこのブログも完結させて頂きます。
設計から竣工まで２年以上という、長期にわたるプロジェクト
でしたが、終わってしまうと名残惜しく、あっという間にも感じる
家づくりでした。
クライアントにはハードワークの日常生活の中
長期に渡りお付き合い頂きありがとうございました。
また、監督さんと職人さん方も無理難題に応えて下さり
ありがとうございました。
これからも引き続き、メンテナンスでお世話になりますが
よろしくおねがいします。
上棟後、所長のヒラメキで実現したロフト空間。
スキップフロアの天井裏空間を利用し
クローゼットの天井高さを２．１ｍと少し低く抑えることで
ロフト空間を確保しました。
このロフトで、得られた恩恵は素晴らしく
一番居心地の良い部屋になったのではないかと言われています。
南に面したハイサイド窓を獲得し、明るい光が降り注ぎました。
その光を、中廊下にもおすそ分け。
設計図面が全てではなく、完成までより良くなるように！
「設計より良いモノを造る」という我々のスタンスが
カタチになりました。
「萱場南の家」のランドリールームは
突然の雨降りにも対応した屋根付き物干しスペースを完備し
そして、洗濯からアイロンがけ、ファミリークローゼットまで
一連の流れがスムーズにこなせる動線になっています。
ハードワークをこなす奥様の負担を少なくする
こだわりのランドリールームです。
物干しスペースは、外部からも洗濯物が見えない様に
防犯面への配慮もバッチリです。
モノトーンでコーディネートされたインテリア。
その中で一番のこだわりは、オーダーキッチンでは
ないでしょうか。
完成したキッチンを見て、マスク越しながらも、ほッと安堵し
笑みがこぼれたクライアント。想像以上だったと思われます。
オーダーキッチンは木目とステンレスを基調に
製作することが多いですが、モノトーンに拘り
セラミックストーンと塗装で造ったキッチンは
まさにオンリーワンであり、カッコイイです。
ちなみに、ダイニングテーブルもセラミックストーンで
オーダー頂きました。
竣工時に、プロの建築カメラマンにお願いする写真の
データが届きました。
南面ファサードの夜景の写真です。
タイル張りの塀の間から、前回紹介した門扉をぬけ
アプローチします。
のっぺりしがちなコンクリートの塀ですが
タイルをアクセントにして、高さと面を変えて
奥行き感を演出しています。
モノトーンでシンプルなファサードです。