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先ほど見積書が揃いまして、開封しました。
うん、まあ、予想通りと言うか、予算より少し高めに出てきました。
設計段階であまり妥協をしてこなかったですから、
それなりの金額だろうなーとは予想していましたけども。
一旦ここで現実を見て、さて改めて考えましょうか、という感じです。
まずは、各社さんの見積書を穴が開くほどチェックさせて頂いて、
設計の意図との食い違いや、単純なミスなどを洗い出すことから。
次は、心を鬼にして、設計変更を考えます（笑）
アレも無しコレも無し、って省いていっちゃえば、そりゃ金額は下がりますけどね。
それではちょっと、何か違うので。
拘りは残したまま、なんとか良い数字に落ち着けたいなーと思ってます。
簡単ではないですが、やりますよ！
見積期間中の現在、とりあえず結果を待つだけです。
ので、いまのうちに設計段階でのＣＧを載っけておきます。
ダイニングキッチンを見たところ。家具で作るオーダーキッチンです。
完全にオープンなキッチンで、シンクや作業台、コンロも丸見えです。
この辺の考え方は、それぞれの家庭で違いますが、手元を隠す壁が無い分
重心を低く抑えられて、スッキリした空間になります。
当然、常にキッチンを綺麗に使うという、奥様の努力も必要ですが（笑）
こちらはキッチンからリビングを見たアングル。
建物が真四角ではなくて、ペコっと折れてる様なプランなのですが、
それが逆に空間を広く見せる事につながっています。
オーダーキッチンだったり、天井に木が貼ってあったりと、
割と立派な印象になっていますが、月末に出てくる見積りの結果によっては、
ちょっとづつどこかを変更することに・・・。
したくないので、しつこいようですが工務店さん達、頑張って安くして！
お盆休み前に図面はまとまって、数社の工務店さんに図面をお渡ししました。
今月までは、見積期間です。どんな結果になるのか楽しみにしています。
見積期間中の唯一のお仕事が、各社から送られてくる図面についての
質疑への回答です。
寄せられる質疑が多ければ多いほど、図面の出来がいまいちだった、
というバロメーターになります。
で今回は、まあ少ない方かな、という結果。
「あーそれ描いてなかったね」というのが１つと、
「ごめん単純なミスっす」ってのが１つ。
あとは、図面の読み方というか、ルールの確認というか、そんなもの。
いつもよりは、うまくまとめられたのかな、って喜んでいます。
でも、結果がね。見積もりの結果がさ。どうなの。
楽しみと書きましたけど、大概、ビビッてんすっよ。
お願いですから、そこそこの金額でお願いします。
構造図をまとめています。
基本的な考え方は、意外とすんなりと所長にオッケーをもらう事ができ、
ひたすら作図を進めます。
とはいえ、描きながらオカシイ部分も出てきますから、
一旦立ち止まって再検討、その結果によっては意匠図面も変更、という流れもあります。
ただ、それによって建物や内観のデザインを変えるという事は
自分の中で許せないので、なんとか構造を工夫する事に全力投球です。
結果、僕の知恵では足りない時は、所長に泣きつくわけですが（笑）
これが構造図を描いている僕のモニタ。
２台のモニタを繋げた、とっても長い画面です。
このおかげで、同時に２つの図面を見ながら作図することができます。
左が梁伏図で、右は軸組図といいます。
１つの図面を変更すると、その他のいくつもの図面に
修正が出るというのは設計業務の常。
２つのモニタを行ったり来たりして、図面が完成していきます。
完成までもう少し。
しっかりまとめます。
先週、安藤くんが作っていた模型、ちゃんと完成してます。
仕上がり具合は、んーまあまあ（笑）
基本的にはうまくできているんですけどね。
もうすこし、細部に拘れたらよかったね、と上から目線です。
模型を作ってもらっての感想ですが、ほぼイメージ通りでした。
ＣＧも作ってきましたし、全体のプロポーションは見えていましたからね。
いわゆる「家型」の、普段あまり作らない形なので新鮮さはあるのですが、
可愛くなりすぎないかなと心配してましたけど、そんな事はぜんぜんなく。
表現が難しいのですが、僕としては好きな感じになりそうです。