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正木町の家

見積書。

by 小川 賢二

まだ金額調整中です。
早くなんとかしたいし、他の事、書きたいですw

金額調整をする時に穴が開くほど眺めるのが、工務店さんから届いた見積書。
建築の見積書って結構なボリュームがあって、今、手元にあるものでは
60ページくらいありました。
で、そこに書かれている項目の数は600くらい。
数を数えたのは初めてなので、わりと自分でもビックリしましたが、
皆さんもご自宅を見渡して頂ければ、とてつもない数のパーツで
建物ができている事がおわかりになるかと思います。

床、天井、壁の材料、その下地となる木材、そこに留めるための釘。
屋根、外壁、土間、デッキテラス、庭の木。
コンセント、照明器具、エアコン、カーテン・・・・どれだけでも出てきますね。

そのひ一つ一つを打ち合わせして図面を描き、完成するのが僕らの建物です。
パーツの全部に値段がついているから、全てを豪勢に拘ることは難しいですが、
逆に言えば、一つ一つの値段や、その必要性を検証して予算に
合わせて行く事は可能な事なのです。

と、僕は信じています。うん。

もうちょっとで現場。

by 小川 賢二

ずいぶん続いている金額調整ですが、ちょっとだけ先が見えてきました。
たぶん、もうあと少しでゴールだよなあ、と勝手に思っています。

僕らの仕事は、設計士と言うくらいですから、設計図を描く事がメインなのですが、
現場が始まってからの現場監理がとても重要だし、僕はとても好きなのです。

一生懸命描いてきた図面が形になっていく事もそうだし、沢山の職人さんと一緒に
作っていく過程の何とも言えないチーム感も、完成に向かう慌ただしい雰囲気も。
自分たちが作っている感が強いからかな。楽しいのは。

いや、当然、困ったことや、悩むことも多いんですけどね。
それも完成してしまえば良い思い出として残ります。

という現場が始まるまであと少し。
なんとか、うまくまとまるといいな。

続 金額調整。

by 小川 賢二

頭をひねりますと言ったものの、減額に繋がる良いアイデアはなかなか浮かばず。
どっちかと言うと、工務店さんの頭を下げるスタイルにシフトして、ご協力をお願いしています(笑)

いや、本当の事えを言えば、金額を下げる事だけ考えれば、変更できる個所はあります。金額の大きいところでは、壁の中の見えない部分の材料の質だったり、断熱性能に関わる事だったり、そういう部分に手をつける事になっていきます。
しかしそれは絶対に変更しません。
そこ変えちゃうんだったら、建物を小さくしてでも、今の性能を維持したら?っていうのが僕の個人的な考え方です。

だって、暑いのも寒いのも嫌でしょ。地震の度に要らぬ不安を抱えるのも嫌でしょ。

と、思うのですが、誰も無条件に減額などしてくれないでしょうから、もう少し考えますよ。
なんとか当初のイメージに近い形で実現したいですからね。
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by 小川 賢二

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工務店さんから、こちらが挙げた変更案の項目ごとの減額金額が届きました。
40項目くらい挙げましたので、金額としては、まあそれなりに大きな減額にはなっています。
が、本来は採用したくない項目も色々とありますので、その辺の選択は
まさにこの後、19時からクライアントと打合せをします。
やっぱこれは残したいよね、の連続になるのが目に見えていますが、そうすると全体の金額が下がらない。
本当に必要なもの、できれば欲しいもの、何か考え方を変えれば不要なもの、そもそもいらないもの。
冷静に判断して、すっきりと現場に進みたいです。

で、今、打ち合わせ終わりましたけど。
もうちょい頑張って!のお言葉を頂きましたので、もうちょい頭ひねりまーす。

金額調整。

by 小川 賢二

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金額調整。
どういう変更をしたら、どれくらい減額になるのか、という問い合わせを
工務店さんにしている最中です。
金額の大きな物も小さな物も合わせて、40項目くらいを挙げました。

仕事という観点で見れば、ガッツリ何かを無くすのが早いのでしょうけどね。
今までの打ち合わせでお預かりしたクライアントの想いだとか、
自分で描いてきた図面への愛着の様な気持ちもあり、非情にはなれないものです(笑)
なんとか、設計は変わったけど悪くないじゃん、という変更をしたい。
ま、難しいですけど。理想としてはそんなことを考えてはいるのです。

工務店さんからの結果が届くのが週明け。
金額によって変更を採用する物、やっぱそこは拘ろうという物、
その仕分けをしていきます。

二位じゃだめんなんですか?でお馴染みだった仕分け作業。懐かしい。
この場合、順位はないですけどね。
ご予算という明確な解がある以上、そこを目指すまでです。

なので、やはり時には、二位じゃだめなんですかの人くらい非情にならんとなあ(笑)
とにかく答えは来週。

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