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正木町の家

型枠。

by 小川 賢二

前回から随分、型枠の量も、職人さんの量も増えました。
監督さんの目が光っています。
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この型枠を作ってもらうために、僕と監督さんで事前に施工図の打合せをして、
こういう風にしてね、というのを指示させてもらっています。
それを基に、これだけ多くの職人さんが動いてくれる。
で、それをまた現場で監督さんと僕でチェックするという。
なんとも、しつこい監理をしますw

さて、いつも一緒に来てくれるクライアントのお子さん、
とても元気な男の子です。
現場にもビビらず、足を踏み入れ、横の堤防にも、ガンガン登ります。
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なんかいい感じ。

でも、しつこく接しているのですが、僕には全然、心を開いてくれません。
しかし工事はまだ始まったばかり。
竣工の時にはハイタッチで喜びあいたいと思っています。
しつこく行きます。

基礎。

by 小川 賢二

先日の配筋検査以降、基礎の外周部の型枠を施工しました。
お分かりかとは思いますが、コンクリートを流す為の枠ですね。
黄色いやつ。

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と、あとは基礎の下から床下に入っていく、電気とか水道の配管を
この段階で施工しています。
コンクリートに埋まってしまいますからね、今やらないと。
ここでは関係ないですが、エアコンのダクトなどが外壁にくっついてる、
なんて、割と普通の光景じゃないですか?
それと同じように、水道とかガスとか電気の配管が、外壁から建物に入っている事も
よく見るとけっこうあります。
それって、まあ、単純に美しくはないですよね。という事。

建物の姿がまだ見えないので、なかなか伝えづらいのですが、
これから見えてくる姿の為に、今やってる様な「基礎」が、とても大事なんですよ。

配筋検査。

by 小川 賢二

基礎の鉄筋の配筋検査に行ってきました。
文字通り、鉄筋の施工具合をチェックします。

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まあ、色々とチェックすべき項目はあるのですが、現場に着いてパッと見た感じで、
職人さんの仕事ぶりがわかる気がします。
綺麗か、汚いか、整っているか、そうでないか、で伝わってくるものです。
鉄筋がぴしっと並んでいるだけで、やはり気分が良くなりますよね。
特に問題なし。次の作業に進んでもらう事になりました。

で、よく見ると、鉄筋を結ぶ針金が、場所によって違うような気がして、
職人さんに質問したら、
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これを出してきてくれました。鉄筋結束機。
これを使う所と、手で結束していく所とで、針金が違ったんですね。
随分前からあるみたいですが、目の前で結束する所を見たのは初めてでした。
動画でお見せしたいくらい、上手に結びます。衝撃的。

まだまだ現場には、知らない事がいっぱいであります。

捨てコン。

by 小川 賢二

基礎の鉄筋を組む前段階。
「捨てコン」を打設しました。
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鉄筋にしろ型枠を立てるにしろ、何もない土の上で
設計図通りの形に作っていくなど、ほぼ無理です。
で、その為にあるのが捨コン。
5センチくらいのコンクリートなんですが、この上に墨で基準線を引いていくのです。

今まで見てきた捨コンは、だいたい建物の外周部だけの事が多いのですが、
今回は建物の形に全面打ってありました。
外郭だけでなく、内部の間仕切り壁などの位置もピシッと出す為だそうで。

それに、捨コンの下には地面からの湿気を抑えるビニールシートが引いてあるのですが、
この後、鉄筋を組んでいくときにそれが少し破れたりとか、
ガタガタの地面だと作業がしにくい面もあるでしょうから、とてもありがたい。

こういう心使いというか、手間になる様な事を、結果的にこの方が良い仕事に繋がるから
という理由で進めてくれる監督さんっていいなあ、と思う。
監督さんにも職人気質が必要なのかもしれませんね。

敷地。

by 小川 賢二

柱状改良が終わり、これから作っていくベタ基礎が乗るように
土で埋め戻したところです。
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遺跡のようになりました。
高さが場所によって違うのが、より遺跡感を出してます。
前面道路と、敷地の高さに差がある為、こうなったのですが、
おかげさまで基礎の形状が複雑になって、施工図のチェックに
久しぶりに気合いが入りました。
まあ、普通の真四角よりは、頭を使って楽しいですけどね。

建売や、ハウスメーカーさんとは、こういう部分も違うんでしょうね。
簡単に言うと、僕らの方が、変な形状になる事が多い。
作る人も、僕らも、それなりに手間は増えます。

それが時にはコストアップに繋がっている面も否定はできませんが、
そのかわり、2つとない建物ができます。
どちらにも、きっとメリットはあるのだと思います。

あ、さっきの変な形状ってのは違うな。
敷地に似合った形状、ってとこです。

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