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長良子正賀の家の見どころの一つは、
１階から２階の天井まで続く、天井高さ５．１ｍの吹抜け空間です。
南側には大きな開口部を設け、金華山と岐阜城。
そして、長良川の花火が見れるかも．．．となっています。
また、髙い窓でも、メンテナンスがしやすいように、
キャットウォークがあります。
本来の目的は、布団を干せるようにという趣旨でしたが、
結構、眺めが抜群！
そして、２階へと続く階段ヨコのスペースには、ワークスペースがあり
３人で使える勉強、ＰＣスペースとなっています。
家族の気配がどこからでも感じることが出来る
タテへと延びる空間が大きなポイントです。
長良子正賀の家の引き渡しまで、あと９日となりました。
その為、今週は竣工検査が続きました。
一つは、検査機関による工事が完了した時に受ける
法で定められた完了検査。
その検査員さんの検査風景の一コマ。
まさに、”食い入るように見る”とはこのことではないでしょうか。
しっかりと検査していただきました。
もう一つは、クライアントと設計事務所の竣工検査です。
養生テープを片手に、隅々まで仕上りと設備機器の性能をチェックします。
重大な問題はないのですが、厳しい目で指摘しますので
数十項目の是正ヶ所が上がりました。
その是正内容を確認中。
山下監督をはじめ、職人さん方には頑張っていただいたので
ホント、申し分ない出来なのですが気持ちよく引渡が出来るように
”食い入るように見た”結果です。
残り９日。万全な状態へ仕上げていきます。
２週間ほど前のフェンスの検討から外構工事は着々と
進んでおりまして、写真のような状態になりました。
道路側、正面から見るとこのような感じです。
くの字の形をしたスチールアングルが立ち並んでいます。
室内側から見ますと．．．
散歩する人や、自転車を漕ぐ通りすがりの学生達。
そんな人たちが気にならない、丁度良い高さになりました～。
モックアップで検討した成果です。
まだまだ雑然とした現場ですが一つずつ
カタチ造られてきています。
秋晴れとは今日のことを言うのでしょう。
雲一つない青空が広がりました。
画像の加工は一切していませんよ。
空はキレイなブルーです。
そして、今回が初めてとなります、足場解体後の姿。
トラックと仮設便所が邪魔をしていますが、
近隣では二つとない、シンプルでカッコイイデザインになりました。
外構、植栽工事が進むとより建物が引き立ってくると思います。
竣工まで残り１ヶ月となり、見えなかった部分が
どんどん仕上がってきています。
姿が見えることで、楽しみな反面、
どんな仕上りなのか気が気じゃない心境です。
着工から行っている定例会議も１３回目となりました。
１０回目以降となると外構周りの議題へとシフトしていきます。
今回は、グリーンの仮設トイレ右側に注目。
屈強なメンズが支えている木製のルーバー。
コレは、駐車スペースと前庭の境に設けるフェンスのモックアップです。
前面道路からの視線を遮る目的と、セキュリティーのラインを明確にします。
道路に立ってみての高さと、リビングからの見え方、それとお隣さんの
玄関越しに見えないように色々な角度から検討し、設置高さを決めました。
立地環境、建物のデザイン、住み手等など、一つとして同じもの、考え方はありません。
なので、実際に確認しながら造っていくことはすごく大切なことだと思います。