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現在、改修設計中の「蔵のリノベーション」ですが
収納機能としての「蔵」だけではなく、「茶室」も併設されています。
写真は、事務所近隣、登録有形文化財の「抱石庵」の茶室。
数年前に見学させていただきました。
茶室の「わびさび」の美意識、独特の世界観は実際に
見てみないと感じる事が出来ないほど繊細なバランスで
造られています。
「笠松町のオフィス」の確認申請が
無事に下りました。
申請書類13センチ、420坪のオフィスが
10月末に上棟予定です。
「蔵のリノベーション」の蔵に付属する
茶室の床の間です。
左の床柱とは別に、右に落掛までの中柱を立て袖壁を
設けた「袋床」の床の間です。 袖壁に下地窓が設けてあり、上品な佇まいです。
丁寧にリノベーションさせて頂き
竣工時には、お茶を一服頂きたいと思います。
名栗(なぐり)とは木材の表面に独特な削り痕を残す
日本古来からの加工技術のことです。
「一宮森本の家」の和室の式台にタモ材の名栗加工を施工中。
この名栗、大工さんの手により現場にて加工をしています。
このような技術を持った大工さんは稀なのではないでしょうか。
見る角度によっては、菊の花びらのようにも見えます。
職人の技を垣間見ました。