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石碑等の石にしるされた文を「金石文(きんせきぶん)」というようです。
住職お手製の「原寸モックアップ」からブラッシュアップされ
石柱が姿を現しました。
”安穏の磬”
”カンと一音 手を合わせ なもあみだつぶ と息をはく”
住職の思いがこの金石文に刻まれました。
8年前に設計させて頂いたカフェの
プチリノベが始りました。
目的は、カウンター席とバックヤードの充実。
既設間接照明を活かしながら
カウンター席を照らす間接照明を新設。
交差する照明ラインが印象的なインテリアになると思います。
アプローチは建物のファサードを決める重要なポイントです。
「川辺の家」は、雨に濡れず玄関まで行ける深い軒と
通りから玄関が見えないように配慮したアプローチです。
深い軒とレッドシダーの板、コンクリート塀の重厚感が
玄関までの道のりをシンプルで美しくまとめています。
2年程前に設計がスタートし、昨年末に完成した
「北西角地の家」の出来栄えが気になり
近くを通ったので、見学に立ち寄りました。
道路と敷地のエリアを分ける、建物と一体の門型フレームが
北西の角地のファサードとなり、建物全体のデザインを造っています。
この敷地ならではの建物となりました。