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雑想ノート

吹抜玄関

by 内藤和揮

「カサマツ2.5世帯の家」の玄関ホールのCGです。

2.5世帯、想定では最大8人が住む家で玄関は一つ。
各世帯に誰が帰って来た、誰かが出掛けた等の気配が伝わるように
吹抜玄関を採用しています。

スケルトン階段、フローリングと階段の木材を変えたりして
2.5世帯の玄関空間を演出。
玄関から左に行くと、クライアント世帯
ますっぐ行くと、おばあちゃん
階段を上がると息子世帯という吹抜玄関です。

完成間近。

by 向井 一比古

愛西市の家が完成間近です。
植栽が入り建築現場から住宅の顔になってきました。

大屋根、下屋、ポーチ等、庇の水平ラインが印象的なファサードです。
赤いコーンの部分がアプローチで、その先には、クライアントが設計当初から
拘り、何度も打合せを繰り返しデザインを決めたアイアン門扉が付きます。

拘りのアイアン門扉、きっと玄関らしさの演出効果抜群だと思います。

梁と束

by 戸野部雅也

大方内外観が定まってきた「きさらぎ町のリノベーション」
既設の形を活かしつつ、僕らの味を出していく
ということで計画が進んでおります。

既設の構造体を活かしつつ、意匠性に優れた居室を。
というのがリビングのコンセプト。
切妻屋根がかかる梁と束はそのまま使うのが大前提です。

玄関・2階寝室と繋がる吹抜。
既設窓を大きく拡張したハイサイド。
梁と束の関係により十字になったFIX窓。

どれもこの家にしかできない形になりました。
リノベーションならではの唯一性。
新築とは違う発見と面白さがあります。

屋号。

by 向井 一比古

先日、ブロック塀が安全か見て欲しいとの事で
数百年続く旧家をお尋ねしました。

荘厳な門、その脇の板塀には、舟板が貼られ趣のある正面玄関
裏手に問題のブロック塀がありましたが
見る限りクラック、基礎の沈下等もなく、安全な様子。
御屋敷廻りを一回りしていると、板塀に屋号があります。

山に上のマーク。
聞くところ、岐阜の雛屋林材さんの屋号だそうです。
7.80年前に造られた塀の板、手斧(ちょうな)で丁寧に
削られた後が見え、最後の仕上げに職人さんが
屋号を入れたんでしょうね。

建築というのは、末代まで残り、伝わると改めて感じた屋号でした。

定例会議の帰り道

by 内藤和揮

以前「小瀬の平屋」の定例会議の帰りに、所長とパン屋さんに寄りました。

建物はこじんまりでしたが
焼きたてのパンがお店いっぱいに並び、美味しそう。

所長から、バゲットを勧められ購入。
バケット、シンプルな味ですが、噛めばかむ程、味わい深く
一瞬にしてお気に入りのお店になってしまい、関方面に行く際は
必ず寄るルーティンに育ちました。

「近所だけでなく、いろいろお店を知っていますね?」と聞くと
「年の功やわ」とかえってきて、それともう一つ、
気軽にバケットをプレゼント出来る彼女を早く作れとも。
お気に入りのモノを共有する喜び、頑張ります!

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