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雑想ノート

進化

by 戸野部雅也

打合せを経る毎に、進化する「本郷町のリノベーション」
五度目の打合せを終え、ファサードイメージも
更なる変更が加えられました。

最初の打合せから大きく変わった今回のファサード。
外観のみならず、プランも進化しています。

この進化の過程は 生活スタイルを見つめ、
プランを熟考していただいているクライアントと
私たちとの対話のキャッチボールから生まれたモノです。
その良好な関係を築くことが進化を遂げるための要素だと考えます。

足場外れる。

by 向井 一比古

「ぶどう農家のいえ」上棟から足場に覆われ
全容が見えませんでしたが足場が外れ、外観お披露目となりました。

毎週の定例会議に、クライアントは、ご夫婦で参加され
奥様が、現場の打合せ机にテーブルクロスをひき、参加者一人づつに
お菓子とコーヒーのおもてなしをして頂き
仮設喫茶店状態で定例をさせて頂いてます。

そのクライアント、足場が外れると完成が、近くなった感覚になるらしく
早く引っ越したいを連呼されながら
還暦過ぎの家づくりを楽しんでおられます。

階段下収納

by 内藤和揮

暮らしを考える上で、一番頭を悩ませるのが
収納についてではないでしょうか?

いつの間にかモノが増えて溢れかえってしまった。
収納する場所が無く、出しっぱなし。
収納ボックスがドンドン増えて室内を圧迫してしまう...

設計時に収納を考える場合
一カ所に集中した納戸を設けるほかに
適材適所に分散させた収納を考えます。

例えば、玄関付近にシューズクロークを設け
アウターや靴、ベビーカーをしまうスペースを確保したり
洗面脱衣には、タオルの他インナー等をしまう場所を設けます。

こちらは、共用廊下にある階段下の収納(施工中)です。
家族みんながココを通ります。
トイレや勝手口、寝室へ行くにも必ず。

日用品のストックや掃除機など身近な収納は
この階段下収納がピッタリです。

欲しいときに手が届く、身近な場所に収納を確保する。
適材適所の収納を心がけながら主婦目線で設計を心がけています。


アクセント

by 戸野部雅也

先週末、「すごうの平屋」の打合せが終わり、
2パターンのプランをクライアントにプレゼンしました。

その2パターンのLDKの中で共通したアクセントがこちら。

生活する中で一番見る時間が多いであろうテレビ。
その背景がただの白い壁では味気ないのでは?
ということで折り上げて高くなった天井と壁を活かすべく
木のヨロイ張りで壁面にアクセントを加えました。

「長良子生賀の家」でもヨロイ張りを取り入れています。

赤く囲われた部分がヨロイ張りです。
段々となるように木板を張ることで表面に凹凸がうまれ、
周りとは一風違った存在感を放っています。

ノートルダム大聖堂

by 渡邊 隆弘

世界規模で発信されたニュース。
新聞の一面でも取り上げられた、ノートルダム大聖堂火災。
衝撃的な映像が報道されていました。

かれこれ、19年程前に卒業旅行と言う名目で
フランスの建築や観光名所を見て回った思い出があります。

どこまでも続くような石畳に、歴史的な建造物群。
近代的なポンピドゥーセンター、アラブ世界研究所などの建築。
歴史的建築と近代建築が融合した、まさに芸術の都。
そのスケールのドデカさ!に口が開きっぱなしでした。

その中でも、ノートルダム大聖堂は印象深い建築の一つでした。
薄暗い内部に灯るシャンデリアの明かりと
美しいステンドガラスの光。
神聖な場所に身を置いているという感覚が、当時撮影した写真を見て
ちょっぴりと思い起こされました。

どういうカタチで修復・修繕されるのか?
まったく想像がつきませんが、変わらぬ姿が
また見れるように願います。

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