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雑想ノート

階段下収納

by 内藤和揮

暮らしを考える上で、一番頭を悩ませるのが
収納についてではないでしょうか?

いつの間にかモノが増えて溢れかえってしまった。
収納する場所が無く、出しっぱなし。
収納ボックスがドンドン増えて室内を圧迫してしまう...

設計時に収納を考える場合
一カ所に集中した納戸を設けるほかに
適材適所に分散させた収納を考えます。

例えば、玄関付近にシューズクロークを設け
アウターや靴、ベビーカーをしまうスペースを確保したり
洗面脱衣には、タオルの他インナー等をしまう場所を設けます。

こちらは、共用廊下にある階段下の収納(施工中)です。
家族みんながココを通ります。
トイレや勝手口、寝室へ行くにも必ず。

日用品のストックや掃除機など身近な収納は
この階段下収納がピッタリです。

欲しいときに手が届く、身近な場所に収納を確保する。
適材適所の収納を心がけながら主婦目線で設計を心がけています。


アクセント

by 戸野部雅也

先週末、「すごうの平屋」の打合せが終わり、
2パターンのプランをクライアントにプレゼンしました。

その2パターンのLDKの中で共通したアクセントがこちら。

生活する中で一番見る時間が多いであろうテレビ。
その背景がただの白い壁では味気ないのでは?
ということで折り上げて高くなった天井と壁を活かすべく
木のヨロイ張りで壁面にアクセントを加えました。

「長良子生賀の家」でもヨロイ張りを取り入れています。

赤く囲われた部分がヨロイ張りです。
段々となるように木板を張ることで表面に凹凸がうまれ、
周りとは一風違った存在感を放っています。

ノートルダム大聖堂

by 渡邊 隆弘

世界規模で発信されたニュース。
新聞の一面でも取り上げられた、ノートルダム大聖堂火災。
衝撃的な映像が報道されていました。

かれこれ、19年程前に卒業旅行と言う名目で
フランスの建築や観光名所を見て回った思い出があります。

どこまでも続くような石畳に、歴史的な建造物群。
近代的なポンピドゥーセンター、アラブ世界研究所などの建築。
歴史的建築と近代建築が融合した、まさに芸術の都。
そのスケールのドデカさ!に口が開きっぱなしでした。

その中でも、ノートルダム大聖堂は印象深い建築の一つでした。
薄暗い内部に灯るシャンデリアの明かりと
美しいステンドガラスの光。
神聖な場所に身を置いているという感覚が、当時撮影した写真を見て
ちょっぴりと思い起こされました。

どういうカタチで修復・修繕されるのか?
まったく想像がつきませんが、変わらぬ姿が
また見れるように願います。

2.5世帯の共有玄関

by 内藤和揮

「カサマツ2.5世帯の家」の玄関ポーチの様子です。

クライアントから水回り等は各世帯に玄関は一つとのご要望。
共有玄関は家族間のコミュニケーションを増やし
人の出入が多いので、防犯上にも有効的と聞きます。

私も幼い頃は、2世帯住宅に住んでおり
学校から帰ると祖母が出迎えてくれ、その流れで
いつも遊んで貰っていました。
そんな経験からも、2世帯住宅で玄関一つもありだなと思っています

核家族化が進む現代においては、貴重な2.5世帯住宅
ちょっとした気配を感じたり、かすかに声が聞こえたり
一つ屋根の下に住む環境を造れたらいいなと思います 。


再考

by 戸野部雅也

設計の仕事のプロセスとして
基本計画で敷地の使い方、大まかな間取りを確認し
実施設計で、どこに何をしまう?など、実質的な寸法を計り
詳細設計をしていくというのが一般的な流れです。

しかし、実施設計でも気になる部分があれば
平面図とともに、CGでどう見えるかを比較検討して
より良くなるようプランを修正していきます。

現在進行形のプロジェクト「すごうの平屋」も
玄関までのアプローチとDK廻りの使い勝手を思案中。

どこが着地点で正解なのか?
とても難しい選択が続きますが
コストバランス、デザイン面でベストな回答を
しつこく探していきます。

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