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雑想ノート

石画

by 内藤和揮

太田勇さんの「石画」の個展を見に行きました。
太田勇さんは父の知り合いのデザイナーさんです。
行く前は石画って何?という感じで、
乗り気ではなかったのですが・・・。
因みに、石画は石に絵を描くことを言います。

石画は石の普遍さと
絵のタッチが自然でマッチして素敵でした。
石はその絵を描くためだけに厳選され、
絵の輪郭は石になじむようにワザとぼかしてありました。
また、このトンボの羽の細かさは
リアルに迫る勢いでした。
平面なのに、そこに実際にトンボが止まっているかの様。

私も住宅の絵をもっとうまくなりたいと
やる気スイッチオンになりました。

詳細打合せ。

by 向井 一比古

現場定例会議とは別に、クライアントからの宿題や
詳細納まりの打合せは、監督さんや専門業者さんと
弊社事務所に来て頂き、詳細打合せを行います。

今回は、現場が進んでいる「Dcafe」の
厚見建設の現場監督、山下さんと打合せです。


詳細図面、グラフィックを並べ
クライアントの求めるcafeイメージを創造しながら
より良い使い勝手やデザインを求め詳細を詰めます。

打合せ後に造ったグラフィック。
来週、クライアントに見て頂き
Okayであれば材料等の最終選定に進みます。

来週クライアントから
「いいんじゃない」って言って頂ければ
小さくガッツポーズです。

仕上

by 内藤和揮

2階建ての2世帯住宅の打合せ資料が完成。

今回の主な内容は建物の仕上げ関係についてです。
普段、居室などの主要な部屋の床は無垢のフローリング、
壁、天井はアクリル樹脂系多意匠装飾仕上塗材(主にベルアートとかジョリパット)
で考えています。

上記の壁・天井材は耐久性が高く、
下地の上に左官屋さんが手作業で塗っていくので、
色や模様が自在で意匠性も高いです。
職人さん次第ですが、凹凸が柄となり、
いい味が出ます。

無垢のフローリングは今回はチークを採用しています。
伸縮やそりが少なく耐久性が高いためです。

など、一つ一つ仕上げの適材を考えて
おススメを提案していますが、お客様がOKかどうかは別。
今回の住宅は仕上げの種類も多いので、
なかなかに決めるのも大変だと思います。
ただ、この仕上げを決めるのも住宅の設計の
醍醐味なので、是非吟味して決めて頂きたいと思います。

愛着が湧く無垢材

by 渡邊 隆弘

工業製品と無垢の材料。
コストパフォーマンスや耐久性、比較する項目は色々ありますが、
やはり、手にとり触れると一目瞭然。
無垢の良さには敵わないでしょう。

それは、フローリングや、家具、内装材料であったりします。
クライアントと打合せをする過程で、仕上材料を選定する上でも
手に触れる所、大事にしたいポイントなどは、無垢材をおススメしています。

工業製品と違って、キズがつきやすいというウィークポイントはあるのですが、
ペーパーで削ったり、オイルを塗ったりと補修やメンテナンス性は断然Good!

我が家を例に挙げますと...
小学生の子供がいるので、キズが絶えない状況ですが、
出来る所は自分で、休日にメンテナンスをしたりしています。
最近では面倒なメンテナンスも、楽しく思え、どんどんと愛着が湧いてきています。
例えば、オイル一つでさえ、何が適してるのか?
調べながら試して使うのも楽しかったり。
宣伝をするわけではありませんが、
輪ジミ付かない!という謳い文句の自然塗料オイル

ホントかよ?と、疑いながら購入し、ダイニングテーブルで実験開始。
今のところなかなか良い感じです。

色々な角度から楽しめる無垢材。
暮らしが豊かに感じられ、おススメです。

厚くなるファイル

by 戸野部雅也

最近暖かくなってきて、衣替えや布団を取り換える方も多いでしょう。
寒がりな僕は本日ヒートテックで出勤し、現在暑さでうだっています。
うちも衣替えしなきゃ。

暑さもですが、打合せ資料の厚さもどんどん増してきています。
近頃はよりお客様の理想により近付けるため、
打合せ後にその打合せで出た希望を反映させた資料をお送りしています。
家は一生ものの買い物です。
帰ってから見直してみて、「やっぱこうしたい」、
「こっちのほうがいいとおもう」というのは尽きないと思います。
打合せ後の訂正資料をみて要望を送っていただき、
その要望を元に更なる改良を加えていきます。
当然やり取りが増えるので、
ファイルも分厚くなっていくわけです。


進行中の案件のファイルの一部。
すでに計画完了済みのファイルを超えたものもあります。
着工までにどれだけの紙が積みあがるのでしょうか。

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