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今回はO邸新築のため、現地調査に行ってまいりました。
現在駐車場として利用している部分と
左側の建物を含めた部分が敷地です。
ちらっと覗いた玄関では、ホテルのようになっていました。
取り壊すのが少し勿体無いかもと
個人的に思ったり思わなかったり…

今日は天気が良かったため、大した運動もしていませんが
汗をかいてしまいました。
今後は熱くなってくるため、着替えを用意しておきましょう
今回は敷地の調査のみで、短時間済みましたが
敷地の測量は設計する上で基礎となる部分です。
時折副所長に怒られながら念入りに調査を行ないました。
ここ数年、リフォームのご依頼を頂く事が
本当に増えてきました。
昔建てられた建物や、内装や、設備関係の寿命と、
世代交代の時期がうまく重なっているのかもしれません。
使える物は使いながら、という考え方も、
今の時代に合っているのでしょう。

先日も、築40年ほどの木造住宅のリフォームに向けて、
相棒の戸野部君と建物の調査に行ってきました。
木造住宅の場合、大工さんの知恵と経験に基づいて造られた建物が多く、
詳細な図面が残っているという事は少ないかと思います。
なので、まずは今建っている建物の図面を描く為に、
家の中をくまなくメジャーで測ってメモしていきます。
事務所に戻って、メモを見ながら図面をおこしていきますが、
やはり詳細が不明な部分も出てきます。
ですが、木造住宅の良い所は、ある程度寸法の予測がつくところ。
基本的には尺貫法に基づいた設計になっている事がほとんどなので、
表には見えない部分も、なんとなく想像ができます。
当時の大工さんが、どういう考えでココをこうしたのかな、と
考えながら図面をひくのは、推理小説の様でもあり、
建物と会話している様でもあり、いつもとは違った楽しさがあります。